関西学院大学混声合唱団エゴラド 創立70周年記念 第63回定期演奏会

チケットの種類・料金帯

プログラム

【４th　佐藤賢太郎委嘱初演ステージ】
混声合唱とピアノのための組曲
「止まらない心の息吹に」
（佐藤賢太郎 作詞作曲）
指揮：佐藤賢太郎／ピアノ：上野順子

【１st　アカペラアラカルトステージ】
天使、まだ手探りしている
（曲：相澤直人　詩：谷川俊太郎）ほか
指揮：内海小晴

【２nd　OB・OG合同ステージ】
春
（曲：信長貴富　詩：新川和江）ほか
指揮：飯沼京子／ピアノ：上野順子

【３rd】
工藤直子の詩による混声合唱曲集
「みえないことづけ」
（曲：三宅悠太　詩：工藤直子）
指揮：大上悠羽／ピアノ：上野順子）

みどころ

　創立65年を祝した前回の記念定期演奏会（2019年）を終えてから私たちが経験したのは、コロナ禍という陰惨な孤独の日々でした。

　目玉は４thステージ。国内外で活躍する作曲家、佐藤賢太郎先生に新曲集の制作を委嘱させていただきました。コンセプトは、「歌うことを諦めなかった全ての合唱人のために」。コロナ禍の影響を色濃く受けた合唱界の、今も残るその傷を癒し、再興の火を灯す希望の初演となります。流行り病という人を黙らせる力に直面しても、心の息吹だけは絶やさず、歌うことを愛し、止めなかった私たちの魂のステージです。合唱人であれば誰もが共感できる心を歌い、ひいてはその内容が歌にとどまらない様々な形で、聴く皆さんのコロナ禍の記憶に溶け込んでいけることを信じています。
　コロナ禍にあっても衰退することなく人数を保ち続けてきたエゴラド。創立70周年という節目の年、生き残った合唱団の息吹を感じていただければと思います。