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プログラム
モルター:序曲 ト⻑調 MWV 3 .5
モーツァルト:フルートとハープのための協奏曲 K.299 ハ長調(フルート、ハープと弦楽合奏版)
ラヴェル:序奏とアレグロ
ブラームス:クラリネット五重奏曲 ロ短調 op. 115
出演者
トーク:森 悠子
ヴァイオリン:安紀ソリエール、ヤンネ舘野
ハープ:マリー=ピエール・ラングラメ
フルート:ヴァンサン・リュカ
クラリネット:吉田 誠
ヴィオラ:デヴィッド・キグル
チェロ:ラファエル・ベル
弦楽合奏:木下真希、伝宝菜摘、谷川絢音、細川 泉、神田真秀、ジョナサン・ ステファニアク
みどころ
長岡京で世界最高峰のハープを聴く
2月公演では 多くの批評家から、本場でも滅多に聞けない素晴らしい演奏だったとご好評頂きました。
今回もやはり安紀ソリエールのラ・ロワンテーンの仲間であり、長年の友人、ベルリンフィルのトップハ-プ奏者 マリー=ピエール・ラングラメをお招きします。「フルートのヴァンサンと是非日本で演奏したいから、行きます。」と快く来日をきめて下さいました。2 月のあの充実の弦楽アンサンブルとの共演、本当に楽しみです。是非ご来聴下さい。
森 悠子
<出演者プロフィール>
森 悠子 (長岡京室内アンサンブル 音楽監督)
教育哲学者・森昭の次女。6歳より才能教育でヴァイオリンを始める。桐朋学園大学卒業後、齋藤秀雄教授の助手を務めたのち、旧チェコスロバキア、フランスに留学。74年パイヤール室内管弦楽団入団。77~87年フランス国立放送管に在籍。リヨン国立高等音楽院助教授、ルーズベルト大学シカゴ芸術大学音楽院教授、くらしき作陽大学音楽学部教授を歴任。89年フランスの国立高等音楽院の教育システムを取り入れ、教授陣を招聘して毎春開催する京都フランス音楽アカデミーを創案、初代音楽監督に就任。97年長岡京室内アンサンブル設立。フランス政府より91年芸術文化勲章「シュヴァリエ章」03年同「オフィシェ章」授与。京都府あけぼの賞、京都府文化賞功労賞、京都市芸術振興賞、長岡京市文化功労賞など受賞多数。著書に「ヴァイオリニスト 空に飛びたくて」(春秋社)がある。
安紀ソリエール(ヴァイオリン/長岡京室内アンサンブル共同音楽監督)
ヨーロッパのクラシック音楽界の大舞台に立ち、室内楽、オーケストラ、教育のすべてのジャンルで活躍しているヴァイオリニスト。ルノー&ゴーティエ・カピュソンと共にカピュソン・カルテットを結成。ベルリンフィル カラヤンアカデミーの第1期生としてオーケストラの現場で研鑽を積み、ルツェルン祝祭管、ヨーロッパ室内管のメンバーとしてアバド、アーノンクール、ハイティンクなどの巨匠のもとで音楽的感性を磨いた。またガーディナーやヘレヴェッヘなどの指揮のもと、ピリオド楽器での演奏活動多数。フランスのラ・ロワンテーヌで芸術監督を務め、室内楽演奏会の出演・プロデュースのほか、若手演奏家を対象とした教育プログラムを企画。欧州プロオーケストラで活躍する門下生も多い。森悠子、デイヴィッド・タケノ、フェレンツ・ラドシュ、ジェルジ・クルタークら優れた音楽家/指導者に師事。ブリュッセル王立音楽院ヴァイオリン科教授。
マリー=ピエール・ラングラメ(ハープ)
フランス、グルノーブル生まれ。8歳でニース音楽院でエリザベート・フォンタン・ビノシュから初めてハープの指導を受け、15歳で英国のマリア・コルチンスカ・コンクールで最高賞を受賞して以来、国際的に高い評価を得ている。16歳で、パリのシテ・デ・ザール・コンクールの第1位を獲得し、17歳でニース・オペラ管弦楽団の首席ハープ奏者に任命され、カーティス研究所で学びを続けるために去るまでその職を務めた。翌年、ジュネーブの「国際音楽コンクール」で最高賞を受賞。20歳でメトロポリタン歌劇場管弦楽団の副首席ハープ奏者に任命され、ジェームス・レヴァインの下で活躍。その5年間、主要な賞を受賞し続け、2003年にアカデミー・デ・ボザールから名誉あるチノ・デル・ドゥカ賞を含む数多くの賞を受賞。2009年には、フランス文化大臣から芸術文化勲章シュヴァリエを受章した。現在、室内楽奏者として活躍しながら、ソリストとして、世界有数の指揮者と共演し、数々の世界一級オーケストラ楽団と共演。又、多くの作品を初演しており、作曲家のセバスチャン・キュリエやローラン・プティジラールと特別な関係を築いている。1993年以来、クラウディオ・アバドの下で、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の首席ハープ奏者を務めている。
ヴァンサン・リュカ(フルート)
8歳でクレモン=フェラン国立音楽院に入学。1981年にベラン・コンクール及びUFAMコンクールで審査員一致の一等賞を獲得。1983年プラハ放送主催、国際ラジオコンクール優勝。1984年パリ国立高等音楽院を一等賞を得て卒業。同年トゥールーズ国立管弦楽団に入団。1989年ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団に入団、5年間在籍。1994年パリ管弦楽団に首席フルート奏者として入団、現在に至る。2000年6月にはケント・ナガノ指揮のバークレー・フィルハーモニーとコンチェルトを共演した。1995年よりパリ国立高等音楽院で1999年よりパリ国立地方音楽院で後進の指導に当たっている。
吉田 誠(クラリネット)
15歳からクラリネットを、22歳から小澤征爾、湯浅勇治のもとで指揮を学ぶ。20歳から森悠子に室内楽を師事。文化庁海外新進芸術家派遣員としてパリ国立高等音楽院及びジュネーヴ国立高等音楽院で学んだ。ソニーミュージックからブラームス&シューマン作品集を世界リリース(朝日新聞特選盤、レコード芸術室内楽部門特選盤)。文科省学習指導要領教育芸術社小学校音楽教科書準拠DVDで演奏が紹介。これまでに数多くの国際音楽祭や国内外のオーケストラにソリストとして招かれる他、日欧でリサイタル、室内楽公演を重ねている。園城寺の「おとの三井寺」芸術監督。
ヤンネ舘野(ヴァイオリン)
フィンランド生まれ。ヘルシンキ音楽院にてシルッカ・クーラ、オルガ・パルホメンコ、ルーズベルト大学シカゴ芸術大学音楽院にて森悠子の各氏に師事。11年東京文化会館にてリサイタルを行う。12年、20年ソリストとして山形交響楽団と共演。15年ヘルシンキにてW.ケンプコンチェルト演奏。現在ラ・テンペスタ室内管弦楽団(ヘルシンキ)のコンサートマスター兼音楽監督、山形交響楽団第2ヴァイオリン首席奏者、森悠子氏主宰長岡京室内アンサンブルやアルゼンチンタンゴグループでの演奏など、ソロ、室内楽、オーケストラ奏者としてフィンランドと日本、二つの祖国において幅広い活動を展開。
デヴィッド・キグル(ヴィオラ)
パシフィック・ノースウエスト生まれのアメリカ人。第一線のヴィオリスト、室内楽奏者、指導者として活躍している。カザルス・カルテットのメンバーとしてヨーロッパ、南米をツアー。アンサンブル、ラ・バンド・ド・ラ・ロワンテーヌのメンバーとして、フランス、ベルギー、シンガポール、日本で演奏。マーラー室内管弦楽団、マレーシア・フィルハーモニー管弦楽団、バルセロナ交響楽団、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団などの客演首席奏者も務めている。2006年以降、サルダアルテ財団と協力し、特別な支援を必要とする人々、社会的状況にある人々、病院や刑務所でのコンサートやワークショップを含むプロジェクトにも取り組んでいる。スペイン、フランス、ベネズエラ、コロンビア、日本、韓国、シンガポール、アメリカで青少年オーケストラを指導、バスク高等音楽院(スペイン)で10年間ヴィオラの教師を務めた。2017年ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団の首席ヴィオラに就任。現在、ケルン音楽舞踊大学室内楽教授。
ラファエル・ベル(チェロ)
オーケストラ、室内楽、プロデューサー、教育のすべてが注目されているアメリカ人チェリスト。世界一流のコンサートホールや音楽祭で活躍し、アルゲリッチ、クレーメルらと共演。ロイヤル・フィルハーモニック協会室内楽賞など受賞多数。マーラー・チェンバー・オーケストラのメンバーとして、ルツェルン音楽祭でのマーラー交響曲シリーズに参加。ジュリアード音楽院でチェロを学び、シャピロ、ブルネロ、イッサーリスら巨匠から多くの薫陶を受けた。米バージニア州のシャーロッツビル室内楽音楽祭の共同設立者兼共同音楽監督。アントワープ交響楽団首席チェロ奏者。
お問い合わせ先
その他のお問い合わせ先:長岡京芸術劇場実行委員会事務局 075-955-5711
長岡京室内アンサンブル事務局 075-212-4223
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