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プログラム
第35回公演 親と子を考える3作連続上演
『親の顔が見たい』 作・演出 畑澤聖悟
東京公演収録作品
「親と子を考える3作連続上演」という企画をよりお楽しみいただくために、渡辺源四郎商店の拠点である青森市の渡辺源四郎商店しんまち本店2階稽古場からライブ配信する『ともことサマーキャンプ』とともに、GWにザ・スズナリで収録した『コーラないんですけど』と『親の顔が見たい』の映像を配信いたします。2021年7月4日までアーカイブ視聴できますので、ぜひ、ご覧ください。
出演者
石橋亜希子(青年団)
猪股俊明
小川ひかる
折舘早紀(青年団)
各務立基
近藤強(青年団)
齊藤尊史(劇団民藝)
天明留理子(青年団)
根本江理(青年団)
羽場睦子
三上陽永(虚構の劇団 ぽこぽこクラブ)
森内美由紀(青年団)
山藤貴子(PM/飛ぶ教室)
(五十音順)
みどころ
東京でなく青森で生活することを選び、同時に演劇を生活の中心に置く。それを可能にするのが渡辺源四郎商店の存在意義だと思っています。そのためには自立した社会人となり、仕事を持たねばなりません。そして、青森だけでなく東京やいろんな街で公演を打ち、作品のクオリティを証明し続けなければなりません。
そんな我々にとって、新型コロナウィルスは大打撃でした。夜の稽古に集まることも
ままならず、とても公演どころではない日々が続きました。「県外(首都圏)に出た者、もしくは県外(首都圏)から来た者と接触のあった者は1(2)週間の自宅待機」。そんなルールのある職場を持つ者もいます。飲食店店員、保育士、教員、市役所職員、看護師である私たちは、演劇人である前に、自分の職場を、お客様を、子供たちを、患者を守らなければなりません。
かくして2020年GWに予定されていた第33回公演『大きな鉞の下で』(東京・青森)は中止。2021年1月の第34回公演『洞爺丸ものがたり』(東京・三重・青森)は感染状況をにらみながら準備を進めていましたが、結局中止(三重公演は時期未定で延期)。青森のわが本拠地「しんまち本店」から無観客上演のLIVE配信を行うことで、かろうじて一矢報いることが出来ました。
2021年GWにお届けする第35回上演は「青森在住の劇団員が上京しない」ことが前提の企画とさせていただきました。なべげん名義での上演が初となる『親の顔が見たい』を、なべげんに縁の深い在京の俳優で制作、上演します。zoomでの稽古や演出家(私)だけの移動を基本に準備を進めています。
『親の顔が見たい』は2008年、劇団昂ザ・サード・ステージに書き下ろした作品です。その後、同劇団の本公演として2009年から2015年に渡って上演されました。劇団昴の
スタッフ・キャストの皆様、演出の黒岩亮様には深く感謝しています。そのほか、劇団大阪、札幌のコンカリーニョプロデュース、Art-Lovingプロデュースなど、全国各地のカンパニーに上演して頂きました。韓国では2012年にソウルの劇団神市によって公演され、FOXコリアによる映画化も実現しました。実に多くの方々に命を与えて頂いた幸福な作品をこのたび自分の手で初めて演出することになり、背筋の伸びる思いをしております。コロナまっただ中の「現在」にアップデイトせず、初演どおりの時代設定でお届けします。万全のコロナ対策で上演しますが、せめてステージの上だけはNOコロナでいいんじゃないか。そう思うのです。
このほか、本作の高校生版である『ともことサマーキャンプ』を青森在住の渡辺源四郎商店の劇団員の手で青森で上演(&LIVE配信)します。そして、やはり昨年中止となった『コーラないんですけど』(作・演出/工藤千夏、東京公演のみ)を加えた3本の布陣で第35回公演をお届けします。3本とも全力で演じさせて頂きます。どうかお楽しみ下さい。
お問い合わせ先
その他のお問い合わせ先:nabegen_yoyaku@nabegen.com
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