開場/開演情報・チケット販売期間
チケットの種類・料金帯
全-料金帯
0円 ~ 0円
-
ご利用可能支払方法
-
- 購入方法について
プログラム
講師:クライヴ・ブラウン(音楽学)
モーツァルト
♪弦楽四重奏曲第 17 番 変ロ長調 K. 458「狩」
受講生:ルーク・クァルテット[若生麻理奈/杉谷歩の佳 Vn 小西真璃花 Va 渡邉伶音 Vc]
♪弦楽四重奏曲 第 14 番 ト長調 K. 387「春」
受講生:クァルテット・ベアトリーチェ[西岡舞桜/箕浦 彩 Vn 遠藤望名 Va 森 朝美 Vc]
♪弦楽四重奏曲第 16 番 変ホ長調 K. 428
受講生:ルシェリア・クァルテット[大屋 響/谷本沙綾 Vn 山之内真梨 Va 村上真璃南 Vc]
♪弦楽四重奏曲第 18 番 イ長調 K. 464
受講生:クァルテット・ルーチェ[渡辺紗蘭/中嶋美月 Vn 森 智明 Va 原田佳也 Vc]
♪弦楽四重奏曲第 19 番 ハ長調 K. 465「不協和音」
受講生:クァルテット・プリマヴェーラ[石川未央/清水 咲 Vn 多湖桃子 Va 大江 慧 Vc]
みどころ
プロジェクトQは、若いクァルテットの発掘と育成を目的とした日本におけるクァルテット振興運動です。参加する若いクァルテットは「マスタークラス」を受講し、本公演前に「トライアル・コンサート」を経験した上で「本公演」に臨むという3つのプログラムを通し、約半年間で1つの作品に向き合います。
今回のテーマは「モーツァルトのハイドン・セット」!
第22章4回目の公開マスタークラス、講師にお迎えするのは 古典派・ロマン派の時代考証演奏法における世界的権威、クライヴ・ブラウン氏(音楽学)。今回初来日を迎えるクライヴ博士、日本では著作『ブラームスを演奏する』の作者として知られています。
-------------
クライヴ・ブラウンProfile
クライヴ・ブラウンは、1980年から1991年までオックスフォード大学音楽学部で、その後2015年に退職するまでリーズ大学で教鞭を執った。現在、リーズ大学の応用音楽学名誉教授であり、2017年にオーストリアに移住して以来、ウィーン国立音楽大学の客員教授として教えている。オックスフォード大学およびリーズ大学では、主に歴史的演奏実践を専門とする多数の博士課程学生の指導を行った。現在も、ウィーン国立音楽大学およびライデン大学で歴史的演奏の博士課程学生の指導を行い、ウィーンでは、器楽奏者および歌手向けに古典派およびロマン派の演奏実践も教える。
主な著作には、『ルイ・シュポーア:批評的伝記』(1984年、改訂ドイツ語版2009年)、『古典派およびロマン派の演奏実践 1750-1900』(1999年)、『メンデルスゾーンの肖像』(2003年)がある。また、歴史的演奏実践やその他のテーマに関する多数の論文も発表。『古典派およびロマン派の演奏実践』の改訂版第2版は、2023年現在、オックスフォード大学出版局から刊行準備中。
彼の批評的かつ演奏志向の校訂楽譜には、以下のものがある。
ブライトコプフ&ヘルテル社刊:ベートーヴェンの交響曲第1番、第2番、第5番、『合唱幻想曲』、ヴァイオリン協奏曲。メンデルスゾーンのオペラ『カマチョの結婚』(演奏版)。
ARエディションズ社刊:フランツ・クレメントのヴァイオリン協奏曲ニ長調
エルガー全集:ヴァイオリンのための音楽(第37巻)。
ベーレンライター社刊:ブラームスのヴァイオリン協奏曲、メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲(別冊の『ヴァイオリン協奏曲Op.64および弦楽の室内楽における演奏実践』を含む)、ブラームスの楽器とピアノのためのソナタ全集(別冊の『ブラームスの室内楽における演奏実践』をニール・ペレス・ダ・コスタおよびケイト・ベネット・ワズワースと共著)、ベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ集(『ベートーヴェンの記譜法の行間を読む』と題された2万語のエッセイ、およびニール・ペレス・ダ・コスタと共著の144ページのオンライン演奏実践解説を伴う)。
オックスフォード大学およびリーズ大学では、次のような数々の珍しいオペラを編集・指揮。シュポーアの『ジェソンダ』(1980年)、ハイドンの『哲学者の魂』(1983年)、シューベルトの『フィエラブラス』(1986年)、メンデルスゾーンの『カマチョの結婚』(1987年)、J.F.ランプの『ウォントリーの竜』(1996年)、ジョン・ブロウの『ヴィーナスとアドニス』(1998年)、アントン・エーベルルの『黒い島の女王』(1999年)、J.C.バッハの『ガリアのアマディス』(2000年)、シューベルトの『サラマンカの友人たち』(2001年)、J.F.ランプの『マージェリー、または竜よりも悪い疫病』(2002年)、シュポーアの『アバノのピエトロ』(2009年)、およびサリエリの『ダナイード』(2011年)ほか。
近年ではオーケストラの監修も多く務め、アムステルダム音楽院のプラームス・プロジェクトではヴァイオリン協奏曲(佐藤俊介)、ピアノ協奏曲第2番(オルガ・パシュチェンコ)、またコンチェルト・ケルンとブルックナー交響曲第4番、ドレスデン音楽祭管弦楽団とはワーグナーの楽劇「ワルキューレ」「ジークフリート」(ケント・ナガノ指揮)などに協力している。
お問い合わせ先
その他のお問い合わせ先:プロジェクトQ実行委員会(テレビマンユニオン内)
TEL:03-6418-8617
テレビマンユニオン プロジェクトQホームページ
https://www.tvumd.com/program/detail/?event_code=projectq&program_id=this_time
応援コメント(1)