開場/開演情報・チケット販売期間
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プログラム
※前売券は松山市民劇場の事務局でも販売します。
https://engekimiyo.exblog.jp/29348139/
上映作品
『さくら隊散る』【日本語字幕付】1988年/日本/112分
※2回目13:00~の上映終了後にゲストの講演を予定。
ゲスト:調整中
<ドキュメンタリーネコ>戦後80年企画
ドキュメンタリー映画を上映し、自由な意見を同じ空間で共有。
猫のように気の向くままに様々なテーマを横断、見聞していく。
共催:丸山定夫を語る会 松山市民劇場
出演者
脚本・監督:新藤兼人 ナレーション:乙羽信子
原作:江津萩枝「櫻隊全滅 ある劇団の原爆殉難記」
証言者:
千田是也 滝沢修 小沢栄太郎 宇野重吉 松本克平
嵯峨善兵 浜村純 倉田地三 殿山泰司 長門裕之
山本安英 江津萩枝 池田生二 利根はる恵 槇村浩吉
丸山由利亜 河原崎国太郎 杉村春子
出演者:
古田将士 未来貴子 八神康子 川島聡互 竹井三恵
水野なつみ 元松功子 北川真由美 坂上和子 及川以造
撮影:三宅義行 音楽:林光 美術:重田重盛
みどころ
東京・目黒の天恩山五百羅漢寺には「さくら隊原爆殉難碑」があり、毎年8月6日の原爆忌には法要が行われている。
松山市に生まれた丸山定夫は、大正13年のこけら落としから参加した築地小劇場をはじめ、数多くの舞台や映画出演で活躍。「新劇の団十郎」とも呼ばれていたが、型に縛られない俳優だった。しかし戦時色が強まっていく中で「新劇」に対しても検閲、弾圧が厳しくなっていき、自由に演劇が出来なくなっていく。そして、昭和15年の一斉検挙により丸山が所属していた「新築地劇団」は解散させられてしまう。
昭和17年に徳川夢声ら有志と旗揚げした劇団「苦楽座」もまた苦境に陥り、大政翼賛会に組み込まれた「移動演劇隊」として慰問巡演活動を行なうことでなんとか活動を続けていた。「櫻隊」と改名し、昭和20年の東京大空襲をきっかけに、任地とされた広島を拠点にして中国地方で巡演することになる。
隊長には丸山定夫、隊員の一人には、宝塚歌劇団を退団後に映画『無法松の一生』に出演し好評を博した園井恵子がいた。他に、仲みどり、高山象三、島木つや子、羽原京子、森下彰子、小宮喜代、笠絅子らを含む隊員9人が、あの日、爆心地から800mも離れていない宿舎で被爆する。
彼ら隊員の足取りを、モノクローム撮影の再現ドラマと関係者の
証言を交えて記録したドキュメンタリー映画。
1988年度キネマ旬報ベストテン第7位
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