水俣を想う歴史家と哲学者の対話──生類の歴史へ

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プログラム

石牟礼道子が作品に刻んだ水俣の「生類の邑（むら）」の喪失。
これを犠牲の世界史、そして水俣病に象徴される近代日本の公害の歴史が続く現在を照らす出来事として想起することを出発点に、歴史家と哲学者が思考を交わします。
生命と技術の関係を根底から問いつつ、生類の一つとして生き延びる道を探っていきます。