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プログラム
東京音楽大学付属民族音楽研究所2024年度公開講座No.3:インドネシア伝統舞踊とその発展〜古典から学ぶ日常の発声・身体操法
内容:ジャワ古典舞踊を演舞(歌・舞踊)と解説で紹介、伝統から発展した発声・身体操法「ヌンバン・ブクソ」を体験します。
1. インドネシアのジャワ島中部伝統舞踊演舞と解説
2. ヌンバン・ブクソ(Nembang Beksa〜基礎の舞踊と伝統の歌を用いた身体操法)ワークショップ
出演者
講師:ワシ・バントロ( Dr.Matheus Wasi Bantolo, M.Sn. 、インドネシア国立芸術大学スラカルタ校舞踊科教授)
出演:東京音楽大学学生・卒業生有志、横田誠(東京音楽大学付属民族音楽研究所研究員)、小出雅子(同)
司会進行:針生すぐり(東京音楽大学講師)、木村佳代(同)、樋口なみ(同)
主催:東京音楽大学付属民族音楽研究所
みどころ
インドネシア 中部ジャワ地方の伝統舞踊
ジャワ島中部の旧王都スラカルタ市には、数百年にわたって伝わってきた伝統舞踊を継承する踊り手・楽師たちがおり、その多くが芸術大学などで教鞭をとっています。今回来日するワシ氏は、幼少期から伝統舞踊とガムラン音楽に親しみ、多くの作品の振り付けも行なっている舞踊の名手です。彼とその教え子たちによる、長年伝えられてきたゆったりとした美しい舞踊をお楽しみいただき、現在その発展による新しい流れを体験していただきます。
ヌンバン・ブクソ(Nembang Beksa) *Nembang=歌、古い詩 Beksa=舞踊
ワシ氏は、伝統舞踊に幼少期から親しみ研鑽を積む中で、ゆったりした舞踊と歌(物語のセリフなどを歌いながら踊る舞踊も多い)が身体にもたらす作用に注目してきました。そして長年舞踊に関わりながらその研究を続けていくうちに、ゆっくりとした動きと歌がもたらす心身の状態の向上が、舞踊の初心者であってもプロフェッショナルであっても見られることを確信しました。
その上で、長く続けることによって体のコアな部分(体幹)が鍛えられ、また、精神の安定ももたらされる「ジャワのヨガ」とでも言えるようなエクササイズを作り上げます。
ジャワの伝統文化をも取り込み(古い歌や秘伝書より歌詞を引用)、伝統舞踊の基礎から動きを抜き出したこのエクササイズをワシ氏は「ヌンバン・ブクソ」と名づけ、インドネシア各地で積極的にワークショップや講演を行なっておりますが、それを公演後半にて体験していただきます。
お問い合わせ先
その他のお問い合わせ先:メール:minken@tokyo-ondai.ac.jp
☎︎03-3982-2136
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