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プログラム
古来より、航海の神として人々に敬われてきた三柱の姫神。
その神話を伝える宗像の地には、海とともに生きてきた人々の祈りと、日々の営みがあります。
本公演では、能楽師・今村嘉太郎と津軽三味線奏者・山口ひろしを中心に、語りと音楽と舞によって、宗像の風土と人々の息づかいを描き出します。
千年を超えて受け継がれてきた信仰と物語を、いまを生きる私たちの感性も織り交ぜながら、新たに紡ぎます。
このひとときが、何か心に残るものでありますように―― それが、「みあれ」につながる私たちの願いです。
※「みあれ」とは、神が新たに生まれ出ることを意味する言葉で、宗像大社の秋季大祭「みあれ祭」にも通じます。ひいては、自然や人の営みをはじめ、あらゆるものの再生の力をあらわすことばとして、本公演ではそれを芸術というかたちで表現しようとしています。
≪プログラム≫
【第1部】
◎能の舞「海の調べ」 観世流・能楽師 今村嘉太郎、津軽三味線 山口ひろし
◎津軽三味線 「津軽じょんから節」 ほか 山口ひろし、宮沢三姉妹
◎狂言「樋の酒」
主人の留守、米蔵と酒蔵を任された二人。離れられない持ち場から妙案を思いつき、酒の楽しみを分かち合うことに。さて、酔った二人は……?
シテ 太郎冠者 野村万禄
アド 主 上杉啓太
小アド次郎冠者 杉山俊広
【第2部】
◎解説 …森弘子&山口ひろし
◎新作能「みあれ」 作:森弘子(『新修宗像市史』編纂・編集副委員長)
海賊と呼ばれた男が、故郷・宗像の酒と肴を前にめぐらす海の記憶。やがてその情景は、漁師たちが姫神を迎える舟を操り沖ノ島へ渡る光景へ。祭の波が最高潮に達するとき、海原は祈りで満ちわたる――。
シテ(田心姫(たごりひめ)) 今村嘉太郎
ワキ(船頭) 御厨誠吾
アイ(海賊と呼ばれた男) 野村万禄
アイ(太郎冠者) 吉住講
笛 相原一彦
小鼓 飯冨章宏
大鼓 白坂信行
地謡 林本大/今村哲朗/今村一夫
津軽三味線 山口ひろし
出演者
津軽三味線・山口ひろし:バチカンやスペイン、カナダなど世界で公演し、活躍。
能楽師・今村嘉太郎:観世流シテ方。大西智久に師事し、福岡を中心に広く活動。
津軽三味線・宮沢莉乃音(りのん)・愛乃音(あのん)・詩乃音(しのん):山口ひろし氏に師事する長野県安曇野市在住の三姉妹。
舞台美術協力:九州産業大学 諫見泰彦研究室
みどころ
海を守る宗像三女神の祈りをテーマに、能の舞と謡、津軽三味線、現代アートが響き合う特別な舞台。解説や語りも交え、初めての方も物語の世界へ。幻想的な演出と迫力ある生演奏が、海と人をつなぐ物語を五感で体感できます。
お問い合わせ先
メールアドレス:press@miare-art.com
電話番号:08044547911
お問い合わせフォームURL:https://miare-art.com/
その他のお問い合わせ先:宗像現代美術展実行委員会事務局 080-4454-7911
公式ホームページ:https://miare-art.com/
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