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プログラム
青森の芸術家を知っていますか?
世界に名高い木版画家の棟方志功や現代美術家の奈良美智をはじめ、近代版画の礎を築いた今純三や関野凖一郎、後の“もの派”に影響を与えた戦後現代美術を代表する作家・斎藤義重、独自の死生観を表現した洋画家の阿部合成や、ジャンクアートの旗手である小野忠弘、ウルトラマンの生みの親・成田亨、唯一無二のリズミカルな抽象画で知られる佐野ぬい、アングラ演劇で一世を風靡した寺山修司など、青森で育まれた芸術家はみな力強く独特な個性を持っています。
本展では、青森の代表的なアーティストによる名作を一挙にご紹介します。雪深い地の豊かな芸術風土から生み出された鋭い眼差しと、圧倒的な個性の数々をどうぞお楽しみください。
出演者
作家/今純三、棟方志功、斎藤義重、橋本花、阿部合成、小野忠弘、小館善四郎、関野凖一郎、工藤甲人、馬場のぼる、成田亨、佐野ぬい、高木志朗、工藤哲巳、寺山修司、奈良美智
みどころ
1.青森の版画芸術
青森から生まれた芸術家たちの作品を見るとき、「版画」は特に力強く独創的で、表現豊かなジャンルです。棟方志功による横幅六メートルを超える大作「花矢の柵」をはじめ、青森における版画制作の先駆けである今純三や、純三に感銘を受けた関野凖一郎、高木志朗など、青森が誇る木版画家たちの代表作をご覧いただけます。また、彼らの同世代として活躍した洋画家の橋本花や小館善四郎など、貴重な郷土の作家の作品を紹介します。
2.前衛芸術の世界
戦後の日本では東京を中心に前衛的な芸術運動が活発になり、他に類を見ないような新たな表現手法による作品が次々に発表されていきました。戦後の復興から高度経済成長期にかけて急速な近代化が進む激動の日本において、青森から飛び出した彼らが社会と、時に自分自身と対話しながら切り開いた前衛芸術の世界をご紹介いたします。
また初期ウルトラマンシリーズのヒーローや怪獣を手掛けたデザイナー・成田亨の原画作品や、成田と同じ時代を生きた、絵本「11ぴきのねこ」で著名な作家・馬場のぼるの立体作品など、同時代の芸術家が手掛けたキャラクターデザインもお楽しみください。
3. 現代美術ー奈良美智
青森県弘前市出身の奈良美智は、今世界中で人気を博す現代美術家の1 人であり、青森の代表的なアーティストといえるでしょう。本展ではコレクション最大サイズのタブローや、作家の素顔を覗かせるような版画、ドローイングを展示し、青森の地が育んだ世界的現代アーティストの作品をご覧いただきます。
お問い合わせ先
電話番号:047-379-5111
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