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プログラム
12/6(土)「包摂とL」展 関連イベント:「自然」ってなに?
「包摂とL」展の出展作家のひとり、長谷川由貴さんによるイベントを開催します。 長谷川さんはこれまで、植物を題材とした作品を制作されています。本展の出品作からも伺えるように、その作品からは、“自然”であるはずの植物が、どこか“人工的”にも見え、不思議な感覚が生まれます。また、自然物とネオン管などの人工物が同じ画面に存在していることに気づきます。このとき私たちは何をもって「自然」や「人工」を認識しているのでしょうか。
長谷川さんとともに、皆さんと「自然」ということばについて考え、お話してみませんか。ぜひご参加ください。
〔長谷川さんからの問い〕
「自然」って何?
山や海などを「自然」と呼んだり、人工的なものとの対比に使われたり、「自然」「不自然」 という言葉があったり、「自然」と口にする時に含む範囲や意味は様々です。日常的にも 何気なく使われている「自然」とは一体何なのでしょうか?
ファシリテーター|長谷川由貴(出展作家)
日時|12月6日(土)14:00~
会場|京都芸術センター 茶室「明倫」(南館4階)
人数|10名程度 ※参加無料
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「包摂とL」
京都芸術センターでは、11/8(土)よりCo-program カテゴリーB 2025採択企画「包摂とL」を開催します。
本展は、制度的な「多様性」ではなく、関係性のなかでこそ立ち現れる「包摂 (inclusivity)」のかたちを探る、 連続企画の第2章です。
包摂とは、ときに戸惑いや違和感を含みながらも、関わりつづけることを選ぶ姿勢です。共にあることの難しさと豊かさに向き合いながら、他者との関係を手放さずに生きるという実践に、私たちは包摂の可能性を見出しています。こうした実践は、行政が策定し、記録に残そうとする制度よりも、日々の学びや記憶の継承、地域に根づいた営みのなかに息づいているのではないでしょうか。
会場となる京都芸術センターは、日本最古の番組小学校のひとつを改修して設立された複合文化施設で、 その公共性という遺産(Legacy) と、地域に根ざした学びの場 (Learning)、 そして都市のなかの文化的地域性(Locality)を引き継いでいます。 展覧会タイトルにある「L」という文字には、これら3つの重なりが宿っています。
出品作家は「包摂とQ」展 (京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA)と同じく、小宮りさ麻吏奈 + 鈴木千尋、 中村太一、 長谷川由貴、 水木塁の4組。 それぞれが引き続き、他者や他種との交錯に向き合いながら、 包摂をただの理想ではなく、現実のずれや綻びを含んだ生の実践として捉え直します。
日時:2025年11月8日(土)~2025年12月21日(日) 10:00-20:00
料金:無料
会場:京都芸術センター ギャラリー北・南、他
出演者
長谷川由貴(出展作家)
お問い合わせ先
メールアドレス:info@kac.or.jp
電話番号:075-213-1000
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