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プログラム
12/12(金) Co-program採択アーティストによるコラボレーション・トークイベント
「ENGAWAと包摂と」小尻健太(ダンサー・振付家)×水木塁(出展作家)
京都芸術センターでは、本年度のCo-program2025のカテゴリーCの採択者である小尻健太氏(ダンサー・振付家)と、カテゴリーBの採択者の一人である水木塁氏とのトークイベントを開催いたします。
小尻氏は、京都芸術センターが実施している公募企画、Co-program カテゴリーC(共同実験(リサーチ、トーク、ワークショップ等)のプランを支援)において、「縁側」をはじめ、可塑性の高い日本建築の空間構成を参照しながら、身体表現によって舞台空間をデザインする手法の開拓や、観客が主体性を感じられる舞台空間の構築などを目指すリサーチプロジェクトを行っています。
小尻氏のリサーチテーマである「縁側」と、「包摂とL」展で水木氏が出展している作品には、通底する視点があるように思います。 前者が「内と外」のあいだに生まれる中間領域に着目しているように、後者もまた「人間と動物と自然」の境界ではなく、そのあいだに広がる領域について思考しています。このような視点を起点としてお話しします。
登 壇|小尻健太(ダンサー・振付家)、水木塁(「包摂とL」展出品作家/「包摂とL」展企画者)
日 時|2025年 12月12日(金)18:00 - 19:30(予定)
料 金|参加無料 (要事前申込)
定 員|20名程度(先着順)
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「包摂とL」
京都芸術センターでは、11/8(土)よりCo-program カテゴリーB 2025採択企画「包摂とL」を開催します。
本展は、制度的な「多様性」ではなく、関係性のなかでこそ立ち現れる「包摂 (inclusivity)」のかたちを探る、 連続企画の第2章です。
包摂とは、ときに戸惑いや違和感を含みながらも、関わりつづけることを選ぶ姿勢です。共にあることの難しさと豊かさに向き合いながら、他者との関係を手放さずに生きるという実践に、私たちは包摂の可能性を見出しています。こうした実践は、行政が策定し、記録に残そうとする制度よりも、日々の学びや記憶の継承、地域に根づいた営みのなかに息づいているのではないでしょうか。
会場となる京都芸術センターは、日本最古の番組小学校のひとつを改修して設立された複合文化施設で、 その公共性という遺産(Legacy) と、地域に根ざした学びの場 (Learning)、 そして都市のなかの文化的地域性(Locality)を引き継いでいます。 展覧会タイトルにある「L」という文字には、これら3つの重なりが宿っています。
出品作家は「包摂とQ」展 (京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA)と同じく、小宮りさ麻吏奈 + 鈴木千尋、 中村太一、 長谷川由貴、 水木塁の4組。 それぞれが引き続き、他者や他種との交錯に向き合いながら、 包摂をただの理想ではなく、現実のずれや綻びを含んだ生の実践として捉え直します。
日時:2025年11月8日(土)~2025年12月21日(日) 10:00-20:00
料金:無料
会場:京都芸術センター ギャラリー北・南、他
出演者
小尻健太(ダンサー・振付家)、水木塁(出展作家)
お問い合わせ先
メールアドレス:info@kac.or.jp
電話番号:075-213-1000
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