開場/開演情報・チケット販売期間
チケットの種類・料金帯
全-料金帯
0円 ~ 0円
-
ご利用可能支払方法
-
- 購入方法について
プログラム
NHK交響楽団特別コンマスのマロ(篠崎史紀)さんとソロに室内楽に活躍中の入江一雄さんのリサイタル。
秋の夜、深い音楽・美しい音楽を堪能してください。
*マロさんと入江さんの解説は”クラシック音楽”への最高の道案内です。ご家族でお楽しみください。
*小中高生は全ての席を500円で聴くことができます(数量限定)。小中高500円の席をご希望の方はお電話(090-6639-1770、平日12:00~17:00)でお申し込みください。ご家族で近くの席をご案内できます。
=プログラム=
ブラームス/スケルツォ
ブラームス/ヴァイオリン・ソナタ第1番ト長調「雨の歌」op.78
マーラー/アダージェット
レハール/メリー・ウィドウ・ワルツ
ジチンスキー/ウィーン、我が夢の街
ほか *お楽しみ
出演者
=マロさんとは=
マロさんは、絶対神である作曲家へのリスペクトが半端ない。人類の遺産といえる名作を残した作曲家たちに尊敬と感謝の気持ちが強く、その作品の良さが伝わることを何よりも優先する。
そんなマロさんも、若い頃は誰もが弾くことはできないテクニックとして難しい曲を弾いていい気分になっていたという。それがウィーンで激変する。ウィーンの友人が弾くシンプルなシューベルトのソナチネを聴き、超絶テクニックとは無縁のしかし音楽として純粋に美しい演奏を聴いて音楽の本質に気づいたと言う。
それ以降は作曲家・作品へのリスペクトが生まれ、音楽の良さを伝えるためにテクニックを磨き、和声など音楽の理論を学び、作曲家の生涯を知り、当時の社会情勢も調べ、より作曲家に近くなっていった。
ヴァイオリニストとしてのマロさんへの賛辞も多い。2017年のN響ロンドン公演、マーラーの交響曲第6番の批評ではマロが弾いたコンマスのソロについて「神がかり的(ineffably divine)」と書かれていた。オケのコンサートの批評でコンマスのことが取り上げられることは極めて稀だ。
=入江一雄=
東京藝術大学・同大学院を首席で卒業・修了。
第77回日本音楽コンクールピアノ部門第1位、第1回コインブラ・ワールド・ピアノ・ミーティング(ポルトガル)第5位入賞他受賞多数。
ソロ活動に加え、東京・春・音楽祭などの国内主要音楽祭やNHK-FM「リサイタル・パッシオ」への出演、新日本フィル・東京フィル・日本フィルなどの国内主要オーケストラとの共演や、若手演奏家からベテラン奏者まで幅広い音楽家との共演機会も多い。
近年ではN響特別コンサートマスター篠崎史紀氏から絶大な支持を受け、同氏リサイタルや室内楽公演で多くの共演機会に恵まれる。
現在、昭和音楽大学専任講師・桐朋学園大学非常勤講師を務める。王子ホールレジデンス「ステラ・トリオ」メンバー。
みどころ
前半のブラームスのヴァイオリン・ソナタ第1番「雨の歌」。
3楽章のメロディーがブラームスの歌曲「雨の歌」から取られています。
ブラームスが敬愛するクララ・シューマン(ブラームスの師であるロベルト・シューマンの妻)。
クララの息子でブラームスもかわがっていたフェリックスが24歳の若さでなくなります。
悲しみにくれるクララにブラームスが送ったのがこのソナタです。
フェリックスを失った悲しみ、クララへの優しさがつまった美しい音楽です。
このソナタを聴いたクララは、深く感動して「(フェリックスがいる)天国へ持っていきたい」と言ったそうです。
*演奏前に、マロさんと入江さんが解説します。深い解説でこの名曲が身近になります。
後半は小品集。
「マーラーのアダージェット」の退廃的とも言える美しさ。「ウィーン、我が夢の街」での街への愛情(住んでいたマロさんウィーンへの愛)。
後半も素敵なお話しと音楽をお楽しみください。
お問い合わせ先
その他のお問い合わせ先:メール:info@office-mgf.jp
株式会社オフィスMGF
応援コメント(12)