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プログラム
W.A.モーツァルト
歌劇《フィガロの結婚》序曲 K.492
L.v.ベートーヴェン
ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.61
J.ブラームス
交響曲第2番 ニ長調 Op.73
出演者
指揮:安藤 亮/アンサンブル・ジュピター音楽監督
ヴァイオリン独奏:ジェラール・プーレ
みどころ
2025年のスプリング・コンサートでは、ヴァイオリン界の至宝、ジェラール・プーレによるベートーヴェンを軸に、春にふさわしい伸びやかな楽想と熟練の構成美が折り重なる、3つの「ニ長調」を集めました。
ニ長調は、開放弦を多く使えることから弦楽器がよく鳴り、明るく祝祭的で、ときに勇壮。バロック時代から光や栄光の象徴としても用いられてきました。ヴァイオリン協奏曲の名曲も多く、チャイコフスキーやブラームスの作品も輝かしい楽器の音色とともに弾き継がれています。
そんなヴァイオリン協奏曲の中でも「王者」と評されるのが、ベートーヴェン作品。
静かなティンパニのD音4連打に導かれる息吹、思索、その先に待つ雄渾なクライマックス。当団が培ってきたベートーヴェン演奏の経験に、今夏87歳を迎える巨匠の音色と解釈というこの上ない力を借りて挑みます。
後半はブラームスの交響曲第2番。
冒頭の「D-Cis-D」の3音が鎹(かすがい)となる緊密な構成力と開放的な楽想のコントラストは、聴くものに、そして弾き手にいつも新しい景色を見せてくれます。
コンサート冒頭には、ブラームスとも呼応する2音の反復で始まる旋律が飛翔する《フィガロの結婚》序曲。当団の代名詞ともいえるモーツァルトで華やかに彩りを添えます。
いわずと知れた名曲たちが織りなす、「熱さ」とは一味違った深い魅力に迫る昼下がり。
新緑の風が運ぶ音楽の喜びを、会場でともに分かち合えますと幸いです。
動画
お問い合わせ先
メールアドレス:ensemblejupiter@gmail.com
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