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プログラム
ベートーヴェン:交響曲第2番 ニ長調 op.36
マーラー:交響詩《葬礼》
マーラー:交響曲第10番 嬰ヘ長調より “アダージョ”
出演者
指揮:安藤 亮/アンサンブル・ジュピター音楽監督
みどころ
ベートーヴェンとマーラー。時代も境遇も異なるこの二人の作品を、深い絶望のただなかで紡がれた、という糸で結びます。
前半は、ベートーヴェン「交響曲第2番」。難聴が進むなか「ハイリゲンシュタットの遺書」をしたためた年に書き上げられた作品です。遺書の悲痛を知る者には、このニ長調の明朗さと闊達な推進力が、信じがたいほど眩しく響きます。
後半には、マーラーが遺した二つの断章を並べます。
「交響詩《葬礼》」は、のちに「交響曲第2番《復活》」第1楽章へと生まれ変わる原型ですが、この段階ではまだ、復活の讃歌への道は見えていません。ハ短調の慟哭が詰め込まれた、若き日の沈痛なスナップショットです。
そして、未完に終わった「交響曲第10番」から第1楽章“アダージョ”。愛妻アルマの裏切り、心臓病の悪化。身辺の崩壊のなかで書かれた、まさに「遺言」です。虚空を引き裂く不協和音の絶叫は、やがて解きほぐされ、やわらかな光のなかへ溶けていきます。絶望のさらに先へ、ひと筋の安らぎが差し込む――しかしこれは、マーラーが唯一完成まで漕ぎ着けた楽章。続くはずだった音楽への余韻を、そっと残したまま閉じられます。
己が失意を微塵も見せずに均衡美を磨き上げた古典派交響曲と、絶望をそのまま刻みつけたロマン派末期の断章。
重厚な響きと思索が織りなす3曲を携えて、お待ちしております。
お問い合わせ先
メールアドレス:ensemblejupiter@gmail.com
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