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プログラム
(15時、17時半公演ともに内容は同一。休憩なし75分程度の公演を予定。)
Opere da
Carlo Mannelli (1640-1697), op. 2 (Roma, 1682) & op. 3 (Roma, 1692)
Pietro Migali (1635-1715), op. 1 (Roma, 1696)
Arcangelo Corelli (1653-1713), op. 2 (Roma, 1685), & op. 4 (Roma, 1694)
カルロ・マンネッリ(1640-1697)
トリオ・ソナタ 第10番 ニ短調 『パスクィーニ』作品2
トリオ・ソナタ 第2番 ト長調 作品3
ピエトロ・ミガーリ(1635-1715)
トリオ・ソナタ 第10番 ハ短調 作品1
アルカンジェロ・コレッリ(1653-1713)
トリオ・ソナタ 第10番 ト長調 作品4
ほか
出演者
アンサンブル・リクレアツィオン・ダルカディア
松永綾子・山口幸恵(ヴァイオリン)、懸田貴嗣(チェロ)、渡邊孝(チェンバロ)
Ensemble Ricreation d’Arcadia
Ayako Matsunaga - Yukie Yamaguchi - Takashi Kaketa - Takashi Watanabe
みどころ
2024年に結成20年を迎えたアンサンブル・リクレアツィオン・ダルカディアは、2024年2月にドイツ、ミュンスター教区図書館に収められている『サンティーニ・コレクション』で新発見された「ナポリのヴァイオリンのヴィルトゥオーゾ」ピエトロ・マルキテッリの作品を演奏し、これまで知られていなかったマルキテッリの新たな魅力に触れました。蔵書番号 Hs. 2682 は »P. M.« と作曲者の頭文字だけが記され、近年マルキテッリと確定された8曲のトリオ・ソナタと2曲の四重奏曲が収められた前半部分に加え、後半部分はピエトロ・ミガーリ(1635-1715)の作品1(ローマ、1693)が収められた全22曲からなるスコア(総譜)の形で書かれた手稿譜です。前半部分に触れたあとのわれわれの興味は自然とこの後半部分の作曲者、プーリア州、レッチェ出身の作曲家ピエトロ・ミガーリへと向かいました。そして彼の作品に触れることによって更に17世紀後半、特に1690年代のローマにおけるトリオ・ソナタ作品へと向かいました。その生涯に関する情報の乏しいミガーリが唯一1696年にローマで出版した作品1。そこから、ときをほぼ同じくローマで出版され、ムッファットをして「イタリアにおけるヴァイオリンのオルフェオ」と言わしめたアルカンジェロ・コレッリの作品4(1694年)そして、コレッリの名声の中現在ではあまり顧みられることのない、しかしローマにおいて重要な作曲家・ヴァイオリン奏者であった影のヴァイオリンのヴィルトゥオーゾ、カルロ・マンネッリの作品3(1692年)などが当時の主要な作品としてあげられます。2025年2月のアンサンブル・リクレアツィオン・ダルカディア公演では、これら3人の作曲家の作品を通して、1690年代のローマの音楽諸相の一端をうかがってみたい思います。
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