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プログラム
J. P. スウェーリンク / ファンタジア (b-a-c-h) SwWV273
A. ファン・ノールト / 詩篇 第24篇 「地とそこに満ちるもの」 3節
G. フレスコバルディ / バレット風アリアによる変奏曲
J. J. フローベルガー / トッカータ ト長調 FbWV114
D. ブクステフーデ / カンツォネッタ ホ短調 BuxBW169
N. de グリニー / 讃歌 「舌をもて語らしめよ」 3節
J. S. バッハ / パッサカリア ハ短調 BWV582
出演者
早島 万紀子(はやしま まきこ/オルガン)
東京藝術大学音楽学部器楽科オルガン専攻卒業。1977年渡仏、フランス・オルガン界の重鎮ミシェル・シャピュイ、アンドレ・イゾワールに師事。長年にわたるフランス滞在中、教会オルガニストを務め、ヨーロッパ各地の歴史的オルガンを訪ねて研鑽を積むかたわら、演奏活動を始める。帰国後は東京藝術大学等で後進の指導にあたりながら、主にフランス・オルガン音楽の普及に力を注いできた。日本を代表するオルガニストとして、古典から現代に至る幅広いレパートリーに取り組み、その色彩感あふれる演奏は国内外で高く評価されている。1991年新宿文化センターにオルガンが設置されて以来、専属オルガニストを務めている。現在、フェリス女学院大学音楽学部非常勤講師。
みどころ
《バロック幻想紀行ーバッハへ至る道》
バロック音楽の全盛期17世紀はオルガンがそれ自身の言語を獲得し輝かしい響きを充溢させていった時代である。ヨーロッパ各地で花開いたオルガン音楽のあらゆる語法と形式はやがてバッハに至り普遍化されて音楽の大伽藍が築かれてゆく。
人々の魂を駆り立ててやまない聖なるパトスの担い手たちの音楽を巡る旅、まずは北ドイツオルガン楽派の創始者スウェーリンクの奇しくも主題にB-A-C-Hの音型が刻まれたファンタジアから始めることとしよう。そしてバロック黎明期のもうひとりの巨匠イタリアのフレスコバルディ由来の南の風にも吹かれてみたい。同じようにバッハを虜にしたグリニーの薔薇窓の光彩のように精緻な音楽に浴するために、北フランスのランス大聖堂まで足をのばしてみよう。そして....旅の終わりは何といってもバロック音楽の最高峰、バッハの不朽の名作、壮麗なパッサカリアで締めくくりたい。
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本公演は、横浜みなとみらいホール オルガン・フェスティヴァル企画「パイプオルガンと横浜の街2022」参加事業です。
主催:フェリス女学院大学音楽学部
協力:横浜みなとみらいホール(公益財団法人横浜市芸術文化振興財団)
お問い合わせ先
その他のお問い合わせ先:フェリス女学院大学演奏会室 concert_office@ferris.ac.jp
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