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プログラム
・リスト/交響詩「前奏曲(レ・プレリュード)」
・ワーグナー/楽劇「トリスタンとイゾルデ」より前奏曲と愛の死
・ブルックナー/交響曲第4番「ロマンティック」
出演者
指揮:東 貴樹
演奏:フィルハーモニア・ブルレスケ
◆東 貴樹(指揮)
1955年北海道出身。1979年に渡仏、フランス国立ブローニュ音楽院バストロンボーン科首席卒業。卒業後、パリ音楽院管弦楽団首席バストロンボーン奏者、ルクセンブルグ放送交響楽団準団員などを務める。その他、室内楽やソロにおいても複数コンクールにて第1位を獲得した。R.カタルザンスキー、C.シュヴァリエ、伊藤清、村上準一郎の各氏に師事。
現在、NHK交響楽団団有オーケストラのバストロンボーン奏者として活躍する一方、早稲田大学フィルハーモニー管絃楽団をはじめとする複数のアマチュア音楽団体の音楽指導・指揮も盛んに行っている。
当団においては、右手を重たいバストロンボーンから指揮棒に持ち替えて、フランス仕込みの音楽のすべてをタクトの先端に伝え、皆様に演奏をお届けします。
◆フィルハーモニア・ブルレスケ(演奏)
フィルハーモニア・ブルレスケは、早稲田大学フィルハーモニー管絃楽団のOB・OGが中心となり2004年に結成されたオーケストラです。
ブルレスケ(ドイツ語:Burleske)とは、クラシック音楽の楽種の一つで辛辣さとユーモアを兼ね備えた楽曲を指します。本質を捉えつつも、ユーモアたっぷりの独自の「色」と「歌」を追求したいという意図から名付けられました。
オーケストラという音楽装置の多彩な色彩感と、音楽への愛に溢れた熱い表現意欲を持った演奏をすべく、フランスにて研鑽を積まれた東貴樹先生の下、年に1度の公演を行っております。
また近年はその趣旨に賛同するアマチュア演奏家も多数参加し、OB・OGオーケストラの枠を超えた展開を迎えつつあります。
みどころ
ブルレスケ第18回定期演奏会では、「愛と死」をテーマとし、19世紀後期ロマン派の名曲を取り上げます!
「前奏曲(レ・プレリュード)」は、「人生は死への前奏曲」というリストの人生観を具現化した交響詩です。標題と密接に結びついた変奏の中で一貫して愛のテーマが綴られていきます。
ワーグナー「トリスタンとイゾルデ」は、まさに今回のテーマを体現するオペラで、官能的なうねりによる愛の憧れを、管弦楽形式で表現します。
後半は、ワーグナーに心酔したブルックナーによる交響曲第4番「ロマンティック」をお届けします。「ロマンティック」という作曲者自身由来の副題は、甘い恋愛物語ではなく、暗く耽美的な霧の森で繰り広げられる中世騎士と王女の物語...といった趣きを持ちます。叙情美に溢れたこの曲、第2稿ハース版に当団独自の解釈を加えたかたちで演奏します。
当演奏会を通じて、お客様・演奏者共に多くの方に充実した時間を過ごしていただければ大変嬉しく思います。
動画
R.シュトラウス/交響詩「英雄の生涯」 ※2019/7/13@杉並公会堂お問い合わせ先
その他のお問い合わせ先:burleskekoho@gmail.com
http://orchestra.musicinfo.co.jp/~burleske/
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