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プログラム
*演目・演目順など、変更になる場合もございます。
①4月12日(土)
1, ガムラン器楽曲『Damar Wulan(ダマル・ウーラン=光続ける月)』委嘱作品
作曲:イ・デワ・プトゥ・ライ
2, 篠笛とガムランの為の器楽曲『(曲名未定)』
作曲:櫻田素子
演奏:大野利可(篠笛)
3, 仮面舞踊曲『Tri Solah(トゥリ・ソラー=3つの性格)』委嘱作品・世界初演
作曲・原案・ガムラン演奏:イ・デワ・プトゥ・ライ
振付:チョコルダ・アリット・アルタワン
仮面舞踊:荒内琴江
石井直美 鈴木ちよこ(ナーガ・ジュパン)
4, 日本のシシ『臼澤鹿子踊』(岩手県上閉伊郡大槌町)
5, バロン前奏曲『Bangun Lemah(バングン・ルマー=さあ起ち上がれ)』
作曲:イ・デワ・プトゥ・ライ
6,バリ仮面舞踊『Barong Ket(バロン・ケッ=バリ島の獅子)』
バロンダンス:イ・マデ・マハルディカ
デワ・グデ・グナ・アルタ
7,『Interactions---Light 光』 出演者全員によるエンディング
②4月13日(日)
1, ガムラン器楽曲『Damar Wulan(ダマル・ウーラン=光続ける月)』委嘱作品
作曲:イ・デワ・プトゥ・ライ
2, 篠笛とガムランの為の器楽曲『(曲名未定)』
作曲:櫻田素子
演奏:大野利可(篠笛)
3, バリ舞踊『Truna Gandrung(トゥルナ・ガンドゥルン)』
舞踊:荒内琴江
4, 日本のシシ『金津流横浜獅子躍』(神奈川県横浜市)
5, バロン前奏曲『Bangun Lemah(バングン・ルマー=さあ起ち上がれ)』
作曲:イ・デワ・プトゥ・ライ
6,バリ仮面舞踊『Barong Ket(バロン・ケッ=バリ島の獅子)』
バロンダンス:イ・マデ・マハルディカ
デワ・グデ・グナ・アルタ
7,『Interactions---Light 光』 出演者全員によるエンディング
出演者
◎ガムラン演奏/ トゥラン・ブーラン(Terang Bulan)
櫻田素子 足立真里子 北村真理子 小原眞巳 佐々木典子 田中沙織 丹野幸枝 内藤えりか 錦織照子 根岸久美子 伏木香織 藤田栄子 宮城康夫 吉田まゆみ 渡辺泰子
◎バリダンス/ 荒内琴江
石井直美 鈴木ちよこ(ナーガ・ジュパン)
◎ゲスト出演 ※都合により変更となる場合もございます:
ガムラン演奏/ イ・デワ・プトゥ・ライ (I Dewa Putu Rai)
バロン(バリ島の獅子)舞踊・ガムラン演奏/ イ・マデ・マハルディカ (I Made Mahardika)
デワ・グデ・グナ・アルタ (Dewa Gde Guna Arta)
篠笛/ 大野利可
日本のシシ/ 臼澤鹿子踊(岩手県上閉伊郡大槌町) ※4月12日(土)出演
東谷一二三 ほか
金津流横浜獅子躍(神奈川県横浜市) ※4月13日(日)出演
吉田泰久 進藤やまと 橋本草 山本唯一郎 石川智一 櫻井英人 石川歩 高作彩佳
みどころ
日本のガムラン楽団、トゥラン・ブーランが、インドネシア・バリ島からの音楽家・仮面舞踊家の3名と、篠笛奏者、日本の芸能2団体(日替り)を招聘し、互いに演じることによって作用し合いさざめく音響と舞踊を通して、バリ島と日本、双方の音楽芸能・芸術の持つ「光」と「闇をも伴う光」を味わうコンサート。
ガムランは、熱帯の小さな島バリに住む人々によって社会と生活に密着して演奏され、進化し続けてきました。その音楽と出逢い、2001年より演奏活動を続ける日本のグループ、トゥラン・ブーランによる『Interactions=相互作用』シリーズ第2弾。
互いに関わる人々や環境は、意図するかしないかに関わらず、作用し合うもの。相互に作用するエネルギーは、音楽を奏で、音響を構築する原動力でもあります。
〜キーワードとしての「Light 光」〜
2この公演における「Light 光」は、音楽や芸能の生み出すエネルギーそのものをイメージしています。
しかし、光は、それだけで存在するものではなく、光のない「闇」と常に同時に在るもの。光と影、陽と陰、昼と夜、白と黒、男と女、善と悪、などの様々な二項対立の概念や哲学が語るものは、すべて対極にあるものは表裏一体であり互いに補い合い、常に双方が存在している、ということ。
例えば、バリ島の人々はこの二元論の概念を「ルワ・ビネダ Ruwa Bineda」と呼び、我々は2つの相反する要素のバランスの中に生きている、という世界観を持っています。2つの要素のどちらかがどちらかを完全に圧倒することはありません。
また、これらの2つの間には、限りないグラデーションが存在します。
それでも音楽や舞い踊り、動きや揺らぎに「光」をより強く感じるのは、何故でしょうか。
バリ島と日本、双方の音楽芸能・芸術の「光」「闇と共にある光」に満ちた宇宙が、その場に居合わせる人々の聴覚、視覚、身体全体の触覚、そして内的世界と、どのように響き合い、さざ波となってその場を満たすでしょうか。
◎出演者プロフィール:
Gamelan Terang Bulan (ガムラン・トゥラン・ブーラン)
Terang Bulanはインドネシア語で"明るく輝く月”。バリ伝統曲、オリジナル作品、異分野アーティストとのクリエイションなどハイクオリティーなサウンドを聴かせ、ガムラン・アンサンブルによる音楽表現の可能性を追求するガムラン演奏ユニット。バリ島芸術祭に度々招聘、三陸国際芸術祭、東京シティ・バレエ団公演、NHKBSドラマ音楽、等、独自の表現力と演奏スキルは日本国内のみならずバリ島でも高い評価を得ている。CD『ガムランの小箱』(honeypancake, 2011)。 http://sakuradamotoko.com/terang-bulan/
荒内琴江 Kotoe Arauchi
バリ舞踊家。2000年愛知県立芸術大学美術学部彫刻学科卒業。在学中からバリ舞踊を習い始める。彫刻で人体を学ぶ中で知った自然の形の不思議、美しさ、その感動をバリ舞踊の中にみる。2004~2006年イインドネシア国立芸術大学舞踊科留学。バリ舞踊グループNaga Jepang主宰。
Naga Jepang(ナーガ・ジュパン)
バリ舞踊家、荒内琴江が、インドネシア国立芸術大学舞踊科留学後、バリ舞踊グループ、ナーガ・ジュパンを結成、主宰。今年18周年を迎える。本公演では主宰荒内琴江と共に、石井直美、鈴木ちよこの2名が踊る。
◎ゲスト出演:
イ・マデ・マハルディカ I Made Mahardika
1972年生まれ。インドネシア・バリ島ギャニャール県バトゥブラン村デンジャラン地区の、芸術家の家系の家に生まれる。トペン(仮面舞踊)の優れた踊り手として有名な 故イ・クトゥッ・スウェチャ氏を父に持つ。
7歳より男性舞踊の基本であるバリス(戦士の舞)を踊り始め、やがてトペン(仮面舞踊)、そして、聖なる獅子バロンに魅せられその踊り手となり、現在に至る。踊り手、役者、クンダン(太鼓)奏者としてもその才能を発揮し、伝統からコンテンポラリーまで幅広いジャンルで活躍している。2016・2019年三陸国際芸術祭に出演。
イ・デワ・プトゥ・ライ I Dewa Putu Rai
1977年生まれ。ISI(インドネシア国立芸術大学)卒業。インドネシア・バリ島の中で、ガムラン音楽と芸術絵画で知られるギャニャール県ウブド村プンゴセカン地区出身。幼少の頃より地区で頻繁に行われるガムランの練習に触れ、演奏家である父のもと、4歳ですでにクンダン(太鼓)奏者としての才能をを発揮、他の楽器も含め演奏家として活躍している。子どもから成人、海外ガムラングループ等の様々なグループのガムラン指導も行い、また優れた作曲者としても有名。伝統からコンテンポラリーまでこなす世界的に評価の高いガムラングループ、スダマニのメンバーとして、日本、アメリカ、オーストラリアなど海外公演に多数参加。2016・2019年三陸国際芸術祭に出演。
デワ・グデ・グナ・アルタ Dewa Gede Guna Arta
1987年生まれ。インドネシア・バリ島・ギャニャール県ウブド村プンゴセカン地区出身。幼い頃より父に連れられ、地区のガムラン音楽の練習に参加し、いつの間にか演奏をするようになっていた。また近年、バロンの踊り手、マハルディカ氏の後ろ足役としてパートナーシップを組んでいる。伝統からコンテンポラリーまでこなす世界的に有名なガムラングループ、スダマニのメンバーとしても活躍、アメリカ公演にも参加。2016・2019年三陸国際芸術祭に出演。
大野利可 Rika Ohno
日本伝統の竹の横笛である篠笛(しのぶえ)・能管(のうかん)奏者。
篠笛・能管の尽きない古典の奥深さを探求しつつ、素朴さを心がけたオリジナル曲の創作も行う。いろいろな楽器、声、動きなど様々な表現との共演にも意欲的に取り組んでいる。又、音楽を通しての国際交流を重ねている。東京都出身。国立音楽大学卒業。篠笛・能管を鯉沼廣行に、一噌流能管を故・一噌幸政に師事。演奏と共に横笛の指導にあたる。
臼澤鹿子踊(うすざわししおどり)保存会 Usuzawa Shishi-odori ※4月12日出演
岩手県上閉伊郡大槌町で続く郷土芸能団体。約400年前、江戸時代寛永年代に房州から伝わったといわれる。「しし踊り」は岩手と宮城に多数伝承されているが、岩手県の旧南部藩領に伝わるシシ踊りは、「ドロの木」を薄く削ったカンナガラを纏い、荒々しく激しく舞う。舞の種類は、神仏の礼拝祈願、人々や野生鹿の生活を模したものなど多種あり、その数は43種類にわたる。参加者は幼い子供から老年まで幅広く、その子供たちとともに、主要な装束である、カンナガラのもととなる「どろのき」の植林活動を行うなど、未来を見据えた伝承活動に取り組んでいる。
金津流横浜獅子躍 Kanatsu-ryu Yokohama Shishi Odori ※4月13日出演
金津流獅子躍(かなつりゅうししおどり)は岩手県奥州市江刺に約200年にわたって伝わっている鹿踊り(ししおどり)の一つです。金津流は他流の鹿踊りより儀礼を重んじた重厚で統一感のある躍りが特徴です。
金津流横浜獅子躍は、2013年3月に金津流梁川獅子躍(岩手県指定無形民俗文化財・岩手県奥州市)より伝授され、横浜で活動しています。
背中に背負った白い「ササラ」は神の依代(よりしろ)とされ、ササラに伝わり降りた神を獅子頭に宿し、ササラで大地を清めながら、五穀豊穣、悪霊退散、祖霊供養を祈願し躍ります。8頭の獅子がリーダーである「中立(なかだち)」を中心に側獅子・雌獅子など役割分担し、自ら太鼓を叩き唄い躍ります。
◎演出・構成・演奏・主催:
櫻田素子 Motoko Sakurada
音楽家、ガムラン奏者、音楽体験演出、Gamelan Terang Bulan主宰。ガムラン演奏と作曲、ダンスとの協働、横断的なアート制作、子どもから大人までの音楽ワークやプロデュースを手がける。インドネシア・バリ芸術祭に度々招聘され作品を発表。プラネタリウム音楽等へのガムラン作品提供、国際芸能交流プロジェクトなど。東邦音楽大学大学院非常勤講師。著書『ガムラン、ゆらぎの音色』プリズム社、他。CD『ASIAN MUSE〜亜細亜的女神』(東芝EMI)、他。 http://sakuradamotoko.com
◎照明:和田東史子
◎後援:公益社団法人 全日本郷土芸能協会
◎協力:小岩秀太郎(東京鹿踊・(公社)全日本郷土芸能協会)
よこはまガムランhouse
◎招聘業務:久保田広美(株式会社マノハラ)
◎主催・制作・お問合せ: officeオンガクノ素+トゥラン・ブーラン gamelanterangbulan2013@gmail.com
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<関連イベント> gamelanterangbulan2013@gmail.com までお問い合わせください。
2025年
3月30日(日)13:00-15:00
バリ島×大槌 交流公演『おどれ!踊れ! バリ島の獅子バロンと お茶っこ』
会場:臼澤鹿子踊保存会伝承館 前庭(岩手県上閉伊郡大槌町小槌20-80 TEL.0193-42-3143)
※雨天時は伝承館内
4月1日(火)①11:00-12:00 ②14:00-15:00
キッズ向けライブ『あつまれ!バリ島からガムラン音楽のすごいアーティストがやってきた!』
会場:戸塚区民文化センターさくらプラザ・リハーサル室(神奈川県横浜市戸塚区戸塚町16番地17 戸塚区総合庁舎4F TEL:045-866-2501)
4月4日(金)①13:00 ②15:00
キッズ向けワークショップ『やってみよう!バリ島の獅子バロンとガムラン音楽〜バリ島からすごいアーティストがやってきた!』
会場:横浜にぎわい座小ホール(のげシャーレ)
4月4日(金)19:15-21:00 https://teket.jp/9887/46190
『トーク&レクチャー(実演あり) シシ×シシ バリ島×日本』
会場:横浜にぎわい座小ホール(のげシャーレ)
4月8日(火)19:00-21:00
ガムラン演奏ワークショップ 講師
会場:めぐろパーシモンホール リハーサル室
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動画
お問い合わせ先
メールアドレス:gamelanterangbulan2013@gmail.com
その他のお問い合わせ先:◎チケット予約: officeオンガクノ素チケット担当 ticketongakunomoto@gmail.com
◎お問合せ・主催・制作: officeオンガクノ素+トゥラン・ブーラン ongakunomoto@gmail.com
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