2025年11月、東京大学安田講堂にて佐藤雅彦 講演会「作り方を作る」が行われました。登壇した東京藝術大学名誉教授・佐藤雅彦氏は「ポリンキー」「バザールでござーる」「だんご3兄弟」「ピタゴラスイッチ」など、誰もが一度は目にした作品を生み出してきたクリエイターです。2025年夏には横浜美術館で大規模個展が開催され、その秋、そして翌年の春に、東京大学安田講堂で佐藤雅彦 講演会「作り方を作る」が開催されました。
講演会の運営とチケット販売を担うのは、株式会社5月。複数社のチケットサービスを比較検討した末に「teket」を選び、会場開催とオンライン配信の「二段構え」で全国のファンへ講義を届けました。本記事では、重信弓月さんに講演会の舞台裏を伺いました。
講演会の運営とチケット販売を担うのは、株式会社5月。複数社のチケットサービスを比較検討した末に「teket」を選び、会場開催とオンライン配信の「二段構え」で全国のファンへ講義を届けました。本記事では、重信弓月さんに講演会の舞台裏を伺いました。
人物紹介
重信 弓月さん
AOI Pro.、VML & Ogilvy Japanを経て、映像・コンテンツ領域を中心に活動するフリーランスプロデューサー。映像作品、イベント、AI映像、文化的プロジェクトなどにおいて、企画や構成、プロデュースを横断的に行う。
物語への感度を活かしながら、人やアイデアの魅力が伝わる形を大切にしている。
AOI Pro.、VML & Ogilvy Japanを経て、映像・コンテンツ領域を中心に活動するフリーランスプロデューサー。映像作品、イベント、AI映像、文化的プロジェクトなどにおいて、企画や構成、プロデュースを横断的に行う。
物語への感度を活かしながら、人やアイデアの魅力が伝わる形を大切にしている。
講演会「作り方を作る」ができるまで
——佐藤雅彦 講演会「作り方を作る」の概要を教えてください。
佐藤先生がこれまでに培ってきた「表現」にまつわる学術的知識や実体験を、「表現」について興味を持つすべての人々へ伝える講演会です。過去に、慶應義塾大学や東京藝術大学でしてきた先生の講義を、広く、誰でも受講できるようにしたものです。2025年夏に横浜美術館で「佐藤雅彦展 新しい×(作り方+分かり方)」が開催されましたが、その頃から、色々な方からご要望があり、この講演会の構想が生まれました。
第1回は2025年11月に開催しました。多くのTV-CMや「ピタゴラスイッチ」などの映像を実際に見せながら、「作り方を作る」という佐藤先生の創作アプローチについて、自ら語る内容です。しかし、1回の講演会ではそのすべてをお伝えすることはできず、2026年4月に開催した完全版へと繋がっていきます。この完全版では、第Ⅰ部では「コンピューターサイエンスと機械工学を基にした表現」、第Ⅱ部では「認知科学を基にした表現」と、第1回ではカバーしきれなかった部分まで踏み込んでいます。
第1回は2025年11月に開催しました。多くのTV-CMや「ピタゴラスイッチ」などの映像を実際に見せながら、「作り方を作る」という佐藤先生の創作アプローチについて、自ら語る内容です。しかし、1回の講演会ではそのすべてをお伝えすることはできず、2026年4月に開催した完全版へと繋がっていきます。この完全版では、第Ⅰ部では「コンピューターサイエンスと機械工学を基にした表現」、第Ⅱ部では「認知科学を基にした表現」と、第1回ではカバーしきれなかった部分まで踏み込んでいます。
——重信さんは、どのような立場で関わっているのでしょうか。
プロデューサーとして、企画・運営をサポートしています。講演会を開催するにあたっての会場準備、構成の設計、チケット販売、現場のオペレーションが主な担当で、講義の中身は佐藤先生ご自身が考えるので、それをどう形にして届けるかが私の役割です。集客や告知については、主催する株式会社5月さんと二人三脚で進めています。
3社を比較してteketを選んだ理由
——teketを知ったきっかけは何でしたか。
以前の職場の先輩がアイドルイベントなどの仕事をしていて、「teketが使いやすい」と教えてもらったのがきっかけです。講演会のチケットサービスを決める際に、そのことを思い出してteketを含めて3社で比較表を作りました。
——決め手は何だったのでしょうか。
いくつかあります。まず、Webサイトの情報が整理されていて見通しが良かったこと。手数料もシンプルで明快でした。それから、会場と配信の「二段構え」ができること。佐藤先生のファンは若い方からご年配の方まで幅広いので、希望すれば紙チケットの発行に対応している点も魅力でした。
そして一番大きかったのは、サポートの手厚さです。営業の堀内さんが最初から丁寧に対応してくれて、サイトの説明だけでは分かりにくいところも直接やりとりして解決してくれました。不安のない状態で準備を進められたのは本当に心強かったです。
そして一番大きかったのは、サポートの手厚さです。営業の堀内さんが最初から丁寧に対応してくれて、サイトの説明だけでは分かりにくいところも直接やりとりして解決してくれました。不安のない状態で準備を進められたのは本当に心強かったです。
——佐藤先生ご自身の反応はどうでしたか。
最初は強いこだわりはなかったと思います。でもイベントを終えた後の打ち合わせで、「teketはとてもいいね」とかなり良い反応に変わっていました。実際に使ってみて良さを実感されたんだと思います。
ダッシュボードで見る売れ行き。teketの使い勝手
——2025年11月の第1回開催を終えて、teketの使い勝手はいかがでしたか。
全体的にすごく使いやすかったです。ダッシュボードで売上状況をリアルタイムに確認できるので、チケットの売れ行きを見ながら告知のタイミングを相談したり、伸びが緩やかな時期にどうプッシュするかを話し合ったりできました。佐藤先生ご自身も時々ダッシュボードを確認されていて、それで講演に対する気持ちが高まっていったようです。
あと、teketのWebサイトやビジュアルがシンプルで、佐藤先生のイベントのトーンとすごく合っていたんです。ネイビーの色味もたまたま私たちのイベントと同じで、「私たちのためのサービスみたいだ」と思ったくらいでした(笑)。
あと、teketのWebサイトやビジュアルがシンプルで、佐藤先生のイベントのトーンとすごく合っていたんです。ネイビーの色味もたまたま私たちのイベントと同じで、「私たちのためのサービスみたいだ」と思ったくらいでした(笑)。
——運営面で困ったことはありましたか。
会場チケットとオンライン配信でページを分けていたのですが、間違えて配信チケットを買ってしまった方から事前に連絡が来ることがあって。ただ、キャンセル対応の操作がシンプルで分かりやすかったので、ストレスなく対応できました。チケットの表示順を並べ替えたいと相談したこともあったのですが、翌日にはもう実装されていて驚きました。フィードバックがこれだけ素早く反映されるのは安心感がありますね。
オンライン配信の手応えとコメント欄の温かさ
——オンライン配信チケットの売れ行きはどうでしたか。
思った以上に売れました。会場だけだと座席数に上限がありますが、配信を組み合わせたことで多くの方に見ていただくことができました。講演会が終わってからもアーカイブ配信の購入ができたので、当日来られなかった方が「行けなかったから」と買ってくれたり、復習のためにもう一度見たいという方もいました。2週間のアーカイブ期間を設定していたので、全国のファンの方に届けられたと思います。
——teketのコメント欄がかなり盛り上がっていた印象があります。
実は第1回開催時はコメント機能をオフにしていたんです。今回コメント機能をONにしてみたところ、本当に温かいコメントをいただいています。
「前回参加して、続きを楽しみにしていました」「京都から行きます」といった声が並んでいて、どんな人がどんな思いで来てくれるのかが可視化されました。リピーターがいることも分かりましたし、やる気にもつながっています。
「前回参加して、続きを楽しみにしていました」「京都から行きます」といった声が並んでいて、どんな人がどんな思いで来てくれるのかが可視化されました。リピーターがいることも分かりましたし、やる気にもつながっています。
夏休みは「目で見る算数」で親子の新しい体験を
——今後はどのような企画を考えられているのでしょうか。
2026年8月に佐藤先生による「目で見る算数」という新しい企画を予定しています。夏休み時期ということもあり、小学生やもっと小さい子どもたちにも楽しんでもらえる内容です。大人が見てもものすごく面白いですし、「算数って面白い」「論理的に考えるってこういうことか」ということを分かりやすく伝える企画になっています。
公演情報
<オンライン配信> 佐藤雅彦 講演会「目で見る算数」@東京大学 安田講堂
日時:2026/8/1(土) 開始: 14:30 / 終了: 17:00
アーカイブ配信日時:2026/8/1(土) 18:00 ~ 2026/8/16(日) 20:00
チケット:
■オンライン配信チケット(アーカイブあり)(¥5,200 税込)
teket販売ページ<https://teket.jp/17624/67204>
——これまでとは違ったお客様が来場されそうですね。
夏休みに開催するので、今までの講演会に来てくれた大人の方がお子さんを連れてきてくれたらいいなと思っています。こういうイベントに来る方は、教育への関心も高いと思うので。teketのユーザーさんにもアカデミック系のイベントと親和性の高い方がいるとのことなので、新しい層にも届けていきたいです。